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この0.211を?Nに記入する。
?Fと?Nを加算し、?Oにその数値を記入する。?Oの欄の4.48はFn▽=0.6、Bc/T=3.52、lCB=0.136(aft)のときの100γTである。
従ってFn▽=0.6における有効馬力EHPは
EHP=100γTC1(Fn▽)3
=4.48×7.987×0.63
=7.73(?Pに記入)
推進係数ηを0.40と仮定すれば
SHP=EHP/η=7.73/0.40=19.3
これを?Qに記入する。
このときの船速(ノット)は、
Vs=C2Fn▽
=10.21×0.6
=6.12(ノット)
これを?Rの欄に記入する。
計算結果を船の連カVs(ノット)を横軸に、有効馬力及び軸馬力をプロットして曲線で結べば図1.11のような馬力推定曲線図を得ることができる。
この馬力曲線図は波や風のない海象下で、かつ、船底に藻やかきつぼ等で汚れていない、いわゆる理想的な場合である。従って、搭載主機の出力の決定に当っては、これらのことを考慮に入れる必要がある。

 

 

 

 

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